こんにちは。FUTAKOです!
今週も引き続きプライスアクションの基本的なローソク足のパターンを“スラスト”を紹介していきたいと思います!
先週は一時的なトレンドの転換を示すプライスアクションである“スパイク”に関する記事を書きましたが、もしまだ見てない方は前回の“スパイクハイ・スパイクロー”に関する説明ブログも見てくださいね!

プライスアクションを使ったローソク足の分析を行なっていくにあたって、まずは基本的なローソク足の基礎知識を頭に入れておく必要がありますので、プライスアクションを知らない方はこの機会にぜひ頭に入れておいてください( ^_^)
そもそもプライスアクションとは何!?と言う方は下記を参考にしてください!

本日はトレンドの強弱を判断する際に役に立つプライスアクション “スラストアップ・スラストダウン”について説明します!
・スラストアップとスラストダウンのプライスアクションについて
・スラストの概念をどのようにトレードに活かすのか
スラストアップとスラストダウンについて
スラストの意味

スラストアップ とスラストダウンの定義

スラストは”ぐいぐい押す”という意味があると伝えましたが、トレードにおける“スラストアップ”は翌足のローソク足の終値が一つ前のローソク足の終値を上回っていることを指します。つまり1本前のローソク足の高値を更新して確定した状態です。
例えば上昇トレンド中はスラストがたくさん発生しています。1〜2本のスラストではなく、4本、5本と数多く連なるスラストアップが確認できた場合は、強い上昇トレンドの発生を示しており、その後もトレンドが続伸していく傾向があります。
一方でスラストダウンは翌足のローソク足の終値が一つ前のローソク足の終値を下回っていることを指します。つまり1本前のローソク足の安値を更新して確定した状態です。
下降トレンド中はスラストがたくさん発生しています。1〜2本のスラストではなく、4本、5本と数多く連なるスラストダウンが確認できた場合は、強い下降トレンドの発生を示しており、その後もトレンドが続伸していく傾向があります。
・スラストアップ
‥上昇トレンドの発生と継続を示唆
・スラストダウン
‥下降トレンドの発生を継続を示唆
・スラストの発生回数の多さ
→発生中のトレンドの強さと継続性が確認できる
スラストの概念をどのようにトレードに活かすのか
先ほど、ローソク足が前のローソク足の高値を更新していくのがスラストアップ、逆に安値を更新していくのがスラストダウンと伝えました。当たり前ですが、このスラストのプライスアクション単体ではトレードに勝つことはできません!
要はこのプライスアクションから何を読み取るのかということが重要になってきます。
☆どの場面でスラストが出現したのか
☆どういうスラストだと強いと判断できるのか
ということをちゃんと理解し、環境認識ができることが大事だと思います。
スラストに強さが出てくるポイントを簡単に紹介しますね。
上位足ブレイク後の連続するスラスト発生
例えば強いスラストの例としては4時間足や日足など上位足でのブレイクが見られ、下位足で連続したスラストアップが発生している場合は強いスラストとしてトレンドが継続していく傾向が多いです。
実際のチャートを例にみてみましょう!
GOLD 日足
これはGOLDの日足のチャートですが、下降ウエッジを上昇ブレイクした後にスラストしながら大きく伸びています。そこで実際にオレンジの枠の下位足をみてみると1時間足レベルでも数多くの規則正しいスラストアップが発生していることがわかります。
GOLD 1時間足


プライスアクションから正しい環境認識をしよう
まとめ
以上、スラストのプライスアクションに関する説明でした。参考になったでしょうか!?
基本的なローソク足の概念でも基本を知っていると他の手法や考え方と組み合わせるとより大きな力を発揮すると思います。
プライスアクションの考え方については、すご〜くに長い道のりになりますが身につければ必ずトレードに役に立つ手法です。
今後もできるだけ分かりやすいコンテンツ記事を買いていく予定なので興味がある方はぜひツイッターなどフォローを宜しくお願い致します!!^^
以下に補足事項も含めてスラストに関してのまとめを記載しておきますね!
・上昇トレンド中・下降トレンド中はスラストのプライスアクションが多く発生する
・スラストの発生回数が多いほど、数に比例してトレンドが強くなる傾向がある
・上位足でのブレイク後に複数の下位足でも連続した規則正しいスラストの発生は継続性が見込める可能性が高い
・スラストは現状の環境認識としてトレンド方向やトレンド強弱を判断するために有効
コメント