大衆心理を読み解くためのプライスアクションとは

プライスアクション

こんにちは。FUTAKOです。

本日から定期的にローソク足から値動きを分析・予想するプライスアクションに関する記事を日々のトレードの備忘録としてこのブログに残していきたいと思います。

FXトレード初心者の方から上級者の方まで何かしらの気付きを与えられるようなコンテンツを発信していきたいと思いますので宜しくお願いいたします!少しでも参考になった方は是非、シェアやいいねをお願いします!

そもそもプライスアクションって何?

まずは今後、プライスアクションに関する記事を書いていく上でFX初心者にもわかりやすいようにプライスアクションとは何かについて簡単に説明をしますね!

プライスアクションとは

プライスアクションとは、プライス(値段)のアクション(動き)

つまり”値動き”そのものを分析してチャートに刻まれた投資家心理を読み解き、相場状況を判断していく分析手法です。

もっとわかりやすく言うとチャートに刻まれたローソク足の形や並び方から相場を予想して取引していく手法になります。

じゃあなんで、プライスアクションがトレードにおいて重要なの?

①プライスアクションはFXトレードにおいて全世界の共通言語

理由の一つとしてはFX市場において最大の取引高を誇るニューヨークやロンドン市場の市場参加者がトレードにおいて最も重視しているのが値動き“、つまりプライスアクションだからです。

ロンドンやニューヨーク市場にはヘッジファンドや主要銀行などマーケットを支配する資金力の大きな市場参加者が多数います

テクニカル分析は通常、市場参加者の数が大きければ大きいほど、多くの大衆が意識しているポイントであればあるほど、

効きやすくなる傾向があります。逆に多くの大衆が意識していないテクニカルポイントは効きにくいと言えます。

そのため、マーケットを動かす彼らが重視している”値動き”を追うことは相場の流れを読む上で非常に重要になるからです

②プライスアクションが分かれば投資家心理と値動きの変動理由が分かる

ローソク足の値動きはトレードの売買プロセスそのものであり、値動きは大衆心理の集合体とも呼べます。

そのため、プライスアクションを理解することができれば客観的な視点で投資家心理を理解することができます。

分かりやすく説明するために、下の図の2019年のポンド円の日足チャートを見てください。

2019年はポンド円が1800pips以上の下落があり、RSIやMACDなどのインジケーターも全く機能せず、値頃感で逆張りした多くの投資家がロスカットされたはずです。

Q 問題‥あなたらならチャート上のどこから転換点のヒントを探りますか?

 

下にスクロールする前に、自分なりに転換点となりそうなポイントや根拠を考えて見てください!

例えば、ただWボトム転換!だからとかではなく複数の根拠があればあるほど良いと思います。

 

自分であれば下の図の赤矢印の部分のプライスアクションに注目します。

 

 

赤枠と青枠の部分を拡大してみるとこんな感じ!

 

 

スマホ用に更に拡大した写真を載せます。ここ!

 

 

事実① 青枠の最安値圏で実体の小さい下髭ピンバーが発生した→反発の強さを表している (ここだけでは根拠薄い)
事実② 翌足でも相対的に大きな陽線の発生
事実③ 青枠の2本のローソク足を合わせると大陽線ができる。ここで直近の価格(赤枠部分)と比較するとたった2本のローソク足で直近22日分ものローソク足を包みこんでいる→22日分のローソク足を包み込むほど買いが強いと想定
事実④ 2つ目の赤枠でも大陽線1本が発生→12日分の陰線をたった1日打ち消すほどの大きな買いが入っている
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ローソク足から分かる4つの事実を記載しましたが、下髭ピンバーなどの用語の意味がわからない人でも、赤枠の22日分のローソク足をたった2本のローソク足の上昇で打ち消したという事実を見たら売りよりも買いが強そうだなという環境認識はできるかと思います更に上の4つのローソク足の事実をもう少し深掘ることで、下記のようなストーリも想定できるかと思います。
(ちょっと説明が長いので、興味がある方だけ読み込んで見てください。)
【ストーリー設計】
・前提条件として大きな下降トレンドで既に1800Pips以上の下落が発生している→売りが極端に偏っている
・最安値圏で大きな下髭ピンバーが出たということは大きな買いが入り、逃げ損ねている突っ込みショート勢が一定数いると想定
・翌足で更に買いが入れば、逃げ遅れたショート勢のロスカットが発生し、更に大きく伸びるのではないか
・その後、翌足で新規の買いとショート勢のロスカットを巻き込んだ大きな上昇が発生した 
・そこで陽線の大きさを直近の価格と比較してみると、2本で22日分のローソク足を包み込むほどの大きな買いが入ったことを確認
・この時点で買いに大きく傾いているので上昇の優位性が高いと判断する
・更に直近の大陽線をみて、売りで持っていた多くの機関投資家が決済し、更に大きな買いが入るのではないかと想定
→ショート勢のロスカット、機関投資家の売りの決済買い、新規の買いエントリーを想定し、ロングエントリーを検討する

 

プライスアクションがわかっていれば、ざっくり上記のストーリーを立てることができ、

まず一つ目の青枠の部分で下髭ピンバーのローソク足と翌日の大陽線を確認したあとに、

遅れてロングエントリーした場合でも水平線の前回高値付近で利確した場合、約500Pipsほど

次に二つ目の青枠部分で大陽線を確認した後にロングエントリーした場合も約500Pipsほどの値幅が狙えた計算になります。

 

実際はトレンドの変換を見極めるにあたってダウ理論や水平線、日足以下のマルチタイムフレームで下位足の値動きのプロセスなども噛み砕いて、もっと多くの根拠を元にトレンドの転換の優位性を判断していくのですが、ダウ理論や水平線などは今後、別の記事で解説していく予定なのでここでは割愛します。

とにかくここで理解して欲しいのはローソク足だけで、インジケーターなどでは分からない投資家心理が見えたり、ストーリー設計ができるようになるということです!

 

自分自身もFXを始めた頃はインジケーターや絶対に勝てる手法などを求め、トレードをしていましたが教科書通りにインジケーターや移動平均線のゴールデンクロスでエントリーをしても負けに負け続け、相場で絶対に勝てる手法なんてないと気付き、最終的にローソク足の動きから未知の値動きに対処していくプライスアクションに辿り着きました。プライスアクションを意識することによって、ローソク足だけでは見えない値動きを知り、相場の大衆心理がわかるようになることができます。

更にプライスアクションに水平線やダウ理論といった根拠を加えていくことで、より優位性の高いトレードができるようになります。今後は定期的にプライスアクションの基本〜応用に加えて水平線、ダウ理論などローソク足と組み合わせることで優位性がでるトレード手法なども記事としてアップロードしていく予定ですので、プライスアクションの考え方を知らなかった人はぜひ参考にしていただければと思います!^^

プライスアクションまとめ

まずは最初はプライスアクションとは何かについてざっくりとお伝えしてきましたが、いかがだったでしょうか。

なんとなくプライスアクションを使った分析のイメージがついたでしょうか?

プライスアクションの考え方については、すご〜くに長い道のりになりますが身につければ必ずトレードに役に立つ手法です。

今後もできるだけ分かりやすいコンテンツ記事を買いていく予定なので興味がある方はぜひツイッターなどフォローを宜しくお願い致します!!^^

 

・プライスアクションとはローソク足から値動きを予想する分析手法のこと
・プライスアクションは最も多くの投資家が意識しているテクニカル分析
・プライスアクションを理解することで投資家心理や値動きの理由が理解できる
・プライスアクションは水平線・ダウ理論・MTF分析など複数の根拠を重ねることでエントリーの精度が上がる
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